【初めての方のための】小笠原への旅
小笠原諸島・父島にある当店。毎年多くの方が観光に訪れています。
初めての小笠原へ来られる方のために、旅のご案内をします!
世界遺産のしま、小笠原は、東京から1000キロ。謎に包まれた絶海の諸島と言われています
おがさわら丸の予約と事前準備
まずは、小笠原海運を検索し、往復船便の予約をしましょう。
オンシーズンはチケット争奪戦だそうです。
オンシーズンで、直前に取ろうとおもうとまず無理なので、オンシーズンの場合は、なるべく発売開始直後に予約したほうが良いのですが、こちらの小笠原海運・乗船券のところで見ると、下記のように最新情報が出ています。出航日の二ヶ月前から予約可能となっています。 駐車場は近くにたくさんあるので、当日は駐車場にとめて、竹下桟橋まで歩いて、乗船所までいきます。
予約をしたらQRコードは印刷して持っていきましょう
予約をしたらQRコードは印刷して持っていきましょう
私はネットの予約サイトからカード決済で予約をしたのですが、上記のようなPDFが発行されます。
ここで、事件勃発です。小笠原開運の窓口で乗船券との引き換えようとしたのですが、このQRコードをスマホ表示させたところ、プリントアウトしたものしか受け付けませんと、まさかの拒絶
「そんなぁ~~~、空港とか、スマホのQRコード表示でいけるので、(プリントしてきてくださいという注意書きがあったのかもしれませんが、読まなかった私も悪いですが)なんとかしてと粘ったのですが、隣のコンビニに行って、PDFをプリントアウトしてきてくださいと、冷たく断られてしまいました(泣)
コンビニまで走って、webプリントをしようとしたのですが、ここでいろいろ壁があり、
・最初にコピー機を占領していた人がなかなかどいてくれなくてかなり焦る。
・そしてコンビニのWi-Fiにつながないといけない(なかなかつながらず、泣きそうになりながら掃除していたおばちゃんを呼び止めて、なんとかWi-Fi接続に成功!おばちゃん、ありがとう)
・プリントアウトをするコピー機のようなものがあるのですがそのサービスのアプリをダウンロードしないといけない
・アプリをダウンロードしたものの、そのアプリにPDFを送信する方法が見つからず、(シェアボタンしか出てこなくて)かなり困りました。
・結局自宅に電話して、私のメールを開いてもらい、PDFをスマホに送信してもらってそれを読み込んでやっとプリントアウト完了
という汗ダグの事態になったので、皆さん、ちゃんと乗船引換所はプリントアウトしていきましょう。
そして大切なこと、出港直前にPCR検査をして、陰性証明をもらいましょう。
小笠原海運のサイトから検査の予約ができます。
24時間の船旅
いよいよ24時間の船旅の出発です。出港直後は東京湾クルーズを楽しみましょう。
船は横揺れ防止装置があり、快適な船旅になるようになっているそうです。
以前の小笠原行の船は小さくてよく揺れて、かなり船酔いがきつかったそうです。<br />私もそれを聞いていたので、不安があったのですが、数年前に大きくきれいな船になり、(ちょっとした大型フェリーくらいの大きさがあります)そこからほとんど揺れなくなったということで、快適な船旅です!
船内レストランでは、名物の島塩ラーメンや、島塩ステーキも食べられます。
夕日を楽しみ、そして満点の星空を楽しんで、ぐっすりお休みください
翌朝です。島が近づくと、海鳥が増えてきます。
小笠原諸島メインの父島
東京湾を出て24時間、父島に付きました!
30あまりの島からなる「小笠原諸島」。その中で人が住んでいるのは父島と母島だけです。
今日の宿泊は、ホテルナインボール。港から歩いて5分です。洋風居酒屋CHARAさんの横です。
ナインボールは、キッチン付きのお部屋があり、自炊もできます。(共同キッチンの部屋と2タイプあります)
包丁やお皿、鍋など最低限の食器は揃っているので、食材さえ買ってくれば、お部屋で自炊もできます。
ホテルの予約はおがさわら丸のチケットを先にとる必要があります。
↓ホテルナインボールの詳細はこちら↓
なんと、こんな素敵な海岸まで歩いて2分です。付いたらさっそく海へ遊びに行きましょう。
父島での買い物や食事
周辺は、スーパーも飲食店も多いので、自炊や食事に困ることはないと思います。
名物の島寿司や、かめ料理
父島の中心地には、食堂・カフェ・居酒屋など30店舗以上の飲食店があります。
中でも特徴的なのは「ウミガメ」料理。
小笠原諸島では古くからウミガメを食用にしていた歴史があり、特別に東京都より、年間捕獲件数の許可があり、ウミガメを食用にすることができます。
亀の煮込みなど、食感がコリッコリ。てっぱ(手の部分)は、コラーゲンがたっぷり!
亀の胸肉の刺し身などもあります。
島レモンサイダー。海の幸もいろいろあります。
小笠原土産ナンバーワンになった「薬膳島ラー油」の食事も楽しめます
世界遺産の島を楽しむ自然ツアー
より深く、楽しむためにはガイドツアーがおすすめ。
世界遺産の島なので、無人島には資格を持ったガイドの案内が必要になります。
戦争の跡や歴史を巡るツアーもあります。
無人島ツアー
南島:長さ1.5 km 幅400mの小さい島。世界遺産の島なので、東京都の定めた(資格を持った)自然ガイドと一緒に行かないといけません。
決められたルート以外は進入禁止です。滞在時間最大20人まで など、細かいルールが決められています。
島全体がサンゴ礁の化石である石灰岩でできていて、長年の海水の浸食などで特殊な地形になったそうです。
島全体は小さいので車は必要なく、村営バスか、レンタルバイクで一周できます。
島全体が、貴重な生物の生態系保護地域です。海によって隔てられた小笠原諸島は独自な進化をとげたことから
生物の進化の過程がわかる貴重な生物がたくさん生息しています。ルールを守って楽しみましょう。
南国の花も楽しめます。
楽しかった島での日々も過ぎて、明日は帰りの船が待っています。
出港の日
出港の日。港に見送りの皆さんがきてくれました。
小笠原名物、ボートでの見送りもあります。
ボートの上から「またきてねー」と大声で手を振ってくれます。
船の上から、絶対また来るよー!と叫んでしまいます。